ヒバという名の生垣に捧ぐ
ここ二日ほど、家の生垣(常緑針葉樹のヒバ類で、日本のヒノキとかサワラみたいなやつです)のことで頭がいっぱいで、チョコレートは食べまくってるけど、ブログの更新もままならず、他に何も手につかないわ悪夢は見るわで散々なバンミ子です、こんにちは。
というのも、これ、やばいんですよ。
いや、もはやヤバイなんて生易しい言葉では表せない。
誰か助けて。
ことの始まりは土曜日のことでした。
バンミ子の夫、バミ男(ばみお)とでも言っときましょう。
このバミ男、普段は全く庭仕事なんてしないくせに、新しく買った生垣を刈る機械を試したいがために、何の下調べもないままに庭仕事に着手したわけですよ。
それはもう、大胆に。
なんの迷いもなく、はみ出した生垣を刈っていくバミ男。
その表情は、俺すげーって感じで完全に悦に入ってるわけです。
で、バミ男、
「これ、葉っぱが表面しか生えてないんだけど、こうやって真っ直ぐに揃えてくと、枝しか残らないね。これ、葉っぱは当然また生えてくるんだよね?一応ググって」
って、バンミ子に聞くわけですよ。
そんで、葉っぱが生えてこないかもって疑問に思いながらも、その手は休めずに調子よくガリガリと生垣を刈ってるわけですよ。え、ガリガリ?何、その音?
バンミ子、この時点でなんか嫌な予感がしましたよね。
あ、これ、あかんやつ。
って思いましたよね。
で、早速ググってみたわけですよ。
急がなきゃ、急がなきゃ、生垣が丸裸にされちまうわけですから、震える手で必死に調べましたよ。
そしたら、
コノテヒバ 別名コノテガシワ は成長につれ中心部分は葉が枯れる性質です。
いったん大きく成長すると枯れている中心部分まで深く刈り込むと新しい葉の萌芽は望めません。
コンパクトにしたいという御希望のようですが限界があります。
したがって現在生きている葉を残すように最小サイズまで刈り込むのがベストです。
庭のスペースの関係上、葉が無くなるほど剪定した場合は枯れてしまいますので、そういった場合は小さな木と植え替えといった方法しか無いと思います。
なお、刈り込む時期は春から初夏の萌芽時期が強剪定に向いています。
毎年、定期的に剪定してしっかり刈り込む、また暖かい時期であれば、こまめに刈り込むことが希望の大きさをキープする最善の方法だと思います。
ですって!
ワーオ!
恐る恐る、バミ男が作業中の生垣を見てみると、そこには見事に深刈りされて中の枝がむき出しになったヒバの姿があるではありませんか。
ギャーー!!!!!だずげでー!
な、なにこれ。なんなの、これは。
このオゾマシイ姿は!!
目の錯覚かと思って、何度も何度も目をこすって確かめてみましたが、どうやら現実のようです。
引き笑いと一緒に軽く吐き気がしましたよね。
刈ったというより、エグッたと言った方がシックリくる見事な刈り具合。
グーグル先生の検索の結果を急いでバミ男に見せると、バミ男、一瞬で固まりましたよ。
え。固まるの?
躊躇せずに刈ってたよね?
え、どうすんの、これ。
ゾっとするほどの失敗をしでかしてしまったバミ男。
その後、二人してこれ以上にないってくらい暗い表情でググりまくって、なんとかして希望の持てる解決策を探しまくったわけですが、
解決策はありませんでした。ありませんでした。ありませんでした。
もう、しばらく、この生垣をなんとかする作戦を練ることで忙しくなりそうです。
バンミ子家の生垣を復活させるプロジェクト
いや、
エグッた部分をなんとかして隠す方法はないのかいプロジェクト
発足!
生垣さん、カムバーック。