自分の思考と思っているその思考は本当は自分の思考ではない
世の中、インプット量がどうにも多すぎる。
いや、多いのは良いけど、その使い方がおかしい人が多すぎる。
情報の脳内完結で脳内洪水状態に陥ってる人のなんと多いことか。
情報の無駄使い。
脳が消耗するだけ。
情報のインプットに満足するだけ。
行動というアウトプットは待てど暮らせど出てこない。
そもそも、本当に貴重な情報はネットや本には落ちてない。
だから、それらの情報からアウトプットに持っていくのは至難の技のはずだ。
読むだけ、インプットするだけで物事を判断して勝手に盛り上がって、最後には勝手に諦めていく。
読んだ情報を自分の思考だと勘違いするのは更に危険。
こうしたらいい、ああしたらいい、さらには「こうすべき、ああすべき」といった『お言葉』は他人の言葉であって、決して自分の言葉ではない。
言葉の洪水に惑わされてはダメだ。
自分の頭で考え出すことを放棄してしまってはダメだ。
自分の頭で考えるより、そりゃぁ、他の人の言うことを真に受けといた方が楽だろう。失敗した時だって、「あの人がああ言ったから」って他の人のせいにしとけば楽だろう。
「そのままですと、逃げの負け人生になりますが、よろしいですか?」
諦めたらそこで試合終了。
大切なのは問うことをやめないことだ
(アインシュタイン)
自分の思考だと思っているその思考。
本当に自分の思考かどうか改めて考えてみる必要があるのではないだろうか。
バンミ子