斜め上の喫茶店

そもそも今日生きていることがアートそのものなのだから、自分の好きなようにアートしたら良いのだ。

自分の中の拗ねてるちっちゃい子を無視しないで

土曜日の午後、なんだかちょっとネガティブな気分になったバンミ子。

 

このネガティブな感情(イライラ感)がどこから来るかしばし考えてみるけど、原因がわからない。

 

子供達にもバミ夫にも無性にイライラするわけだけど、当たらないように必死で堪える。以前のバンミ子なら本当の原因を探ろうとせずに、目の前の人や状況にイライラの原因を押し付けていたけど、もうそういうことはしない。

 

全ての原因は自分の中にあるということが分かっているから。

 

なので、しばし一人になって静かに瞑想したり音楽を聴いてみたりしてみる。

こういう時、子供達もバミ夫もとっても協力的なのである。本当にありがたい。

 

「ママに静かな時間をあげたいから公園に行って来るね」と言って子供達は公園へ。

「僕は買い物に行って来るよ」と言ってバミ夫は食料の買い出しへ。

ありがたいことこの上ないのである。

 

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お花が好きなバンミ子のために、公園からお花のお土産まで持ってきてくれた子供達。

本当に優しくて素晴らしい子供達に感謝しても感謝しきれない。

 

瞑想してもイマイチ原因が見えてこないので、いっそのこと寝てみることにしたバンミ子。

 

ウトウトしかけたその時。

 

見えた

 

そう、見えたのである。

 

何がって、10代後半〜20代前半の頃のバンミ子の姿が見えたのである。

その時の葛藤や焦りや不安という気持ちが当時のそのままの感覚で心に浮かんだのである。

 

人とは違うことをしたい、自分らしくありたい、もっと自分を表現したい、そして芸術家は憂鬱と共に生きるのが当然であり格好良いものだ、みたいな感覚。

 

アァァァァァァァ。

そっかぁぁ、とやっと腑に落ちたバンミ子。

 

あの頃のバンミ子が拗ねてたんだね。

そんな平穏に暮らしちゃダメでしょう?もっと面白く生きないとダメでしょう?もっと尖ってないとダメでしょう?私を置いていかないでよ!って。

 

それで、バンミ子、心に見つけたこのちっちゃいバンミ子に言いました。

 

「そこに居たんだね。そこでずっと一人で悶々としてたのね。ずっとそこで立ち止って居たんだね。もう見つけたから大丈夫、あなたは一人じゃないよ。一緒に生きようね。一緒に楽しもう。今、バンミ子はとっても幸せに暮らしているんだよ。ほら、こんなに良い暮らしをしているんだよ。あの頃には想像もできないくらいに全てが満たされて幸せな暮らしなんだよ。あなたはもちろん私の一部だから、あなたの感覚も大事にしていくからね。だから安心して一緒に生きていこうね」

 

そうしたら、イライラ感もネガティブな気分もどこかに行ってしまいました。

そして深い眠りに。2時間ほど爆睡しました。起きたらスッキリ!

 

こういうことなんですね。

インナーチャイルドを可愛がるっていうのは。

無意識の心の中には、拗ねたちっちゃい自分がいっぱい居る。

 

そういうちっちゃい自分がたまに拗ねたり怒ったりして「ちょっと!気づいてよ!無視しないでよ!」とネガティブな感覚としてサインを出してくれているわけですね。

そして、その子を見つけて癒してあげるとイタズラしなくなります。

 

やっぱりネガティブな気分の全ての原因は自分の中にあるのだ、そしてそれは癒すことができるのだ、と再認識したバンミ子なのでした。

 

バンミ子

 

 

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