斜め上の喫茶店

そもそも今日生きていることがアートそのものなのだから、自分の好きなようにアートしたら良いのだ。

本の読み聞かせは本気でやらなきゃ意味がない

頭のいい子を育てるおはなし366―1日1話3分で読める オールカラー

 

小さい子供がいる家庭では、夜寝る前に子供に本を読んであげるっていう家庭も多いのではないかと思う。

 

どの本を読むかも大事だが、それよりも、どんな風に読んであげるか、ということが一番重要なのではないかと思う。

 

どんな風にって、普通に読めばいいじゃんって?

いえいえ。

 

読み聞かせは本気でやらなきゃダメなのだ

 

どう本気って、それはもう本の中の登場人物になりきって、それぞれのキャラを本気で演じて、時には笑い、時には涙も流すくらいの本気さで。

 

そして、可能ならば、子供にも一緒に読んでもらう。

もちろん本気で演じてもらうのだ。

 

最初は恥ずかしがるかもしれない。

しかし、親が本気で本の中のキャラを演じてる姿を見ていれば、いつか子供も「あ、そこまでやっちゃっていいんだ、恥ずかしいなんて思わず役になりきってもいいんだ」って受け入れる日が来る。

 

そうなったら、夜の読み聞かせタイムは、面倒くさい時間から逆に楽しくてワクワクするストレス発散の時間になっていくだろう。

 

だって、自分以外の役を演じるって楽しいものだから。

それが本気なら本気なほど、魂が喜ぶものだから。

 

これは、読み聞かせに限らず、子守唄を歌う時間にも当てはまる。

詩に集中して、感情移入して歌ってあげるのだ。

 

そうして、本気の読み聞かせや子守唄の時間を通して、子供は言葉の持つ大きな力、時に励ましてくれて、感動させてくれて、そして時に残酷に人を悲しませることもできてしまう、ということを少しずつ学んでいくのだ。

 

ただ読む、なんとなく聞く、だけでは言葉の持つ本当の力を知るところまでいかない。

 

だから、読み聞かせは本気でやらなきゃ意味がないのである。

 

バンミ子

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