意識を解放してあげよう
2020年、一体誰がこんな世界を想像出来たでしょうか。
未知なる新型コロナウィルス蔓延で世界は一変してしまいました。
以前のような世界にはもう決して戻れないかもしれません。
人類はどこに向かっているんでしょうか。
世界各国で様々な問題&課題が噴出しています。
『これが正解、これは間違い、アナタは正しい、アナタは間違っている』などと白黒で判断しようとすると、この地球の、宇宙の、人類の本質を見誤ってしまうかもしれません。
人間は育った環境や様々なメディアによる情報の影響などによって、様々なイデオロギーに右往左往してしまいます。そのイデオロギーだって、絶対に確かなものなど存在はしないのに。
信じていたものに疑問が生じたとき、人間は疑心暗鬼の無限ループに陥ってしまいます。
そこは誰もが本心から相手を信じることができない世界。
一瞬見えた一抹の光さえ、自らの暗闇で打ち消してしまう。
それはまるで永遠に暗闇が続く真っ暗な世界。
黒い絵具をぶちまけた真っ黒なキャンバスのような世界です。
でも、そんな世界に住みたいかどうかは自分で決められます。
自分の見えている世界は自分の心が作りだした世界だから。
光を見続けることだってできるのです。
自分がそれを選びさえすれば。
だから、解放しましょう。
意識を解放してあげましょう。
自分の意識だと思っているその意識。
どこにあるんでしょうか。
脳の中?心?腸?体の中のどこかに存在しているのでしょうか?
これが自分だという観念からいったん離れてみましょう。
『今』呼吸しているその体そのものに意識をフォーカスしましょう。
呼吸を感じましょう。
目を瞑って呼吸だけに意識を向けるのです。
静かな呼吸と共に、意識が宇宙に漂っているイメージ。
そして、その意識が宇宙から地球を静かに観察しているイメージ。
出来ますか?
毎日5分でも良いのです。
静かな呼吸を感じる時間を自分に与えてあげましょう。
人生はアートそのもの。
目の前のキャンバスにどんな絵を描くかは自分で選んで良いのです。
そう、アナタが選んで良いのです。
今日もアートな一日をお過ごしください。
バンミ子
dictionary.sanseido-publ.co.jp